屋上(黄赤←青)

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渋谷は視線を感じたのか安田の方へ振り向いた。 「…誰や。」 渋谷の顔をみた瞬間、安田の心臓がものすごい速さでノックされる 大きな瞳に吸い込まれそうになり、また、気だるそうな表情に少し妖艶さが感じられた。 「あ、亮の友達の安田です」 「亮の…、…ギター弾けるん?」 これが渋谷との出会いだった。 けど、好きになるのはまだまだ先の話。
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