拡張ピアス(黄←赤←青)

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もう何度も通っている病院の廊下を歩く。 入り口から奥の2番目の診察室、鼻歌を歌いながらそこへ向かった。 ノックをすると「どうぞ」という彼の声を聞き、ふふっと笑いながらドアを開ける。 「またお前か、…ヤス。」 「すばるくん、俺、患者やで。」 そう笑いながら椅子に座った安田に、渋谷は溜め息をついた。 「…。ま、ええわ、なんやねん今日は」 安田がここに来る理由は一つ、知っているが敢えて聞いてみた。image=384903174.jpg
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