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アリスも必要としないはずですが、育てられた環境と体術を使うとで、熱量を多く必要としてよく食べる。
見ていて飽きないのでそれはそれでいいのですがね。
「そんなに見られちゃ食べづらいです……」
そんな貴方を丸ごと食べてしまいたい。
そう言ったら即座に逃げ出してしまいかねないので、言わないで置きます。
逃がさない手もありますが。
私は横になって、アリスの膝に頭を乗せた。
途端にアリスの顔が反応した。
どちらかと言えば悪戯好きな私ですから、こう言う素直な反応は嬉しい。
下から手を伸ばして、アリスの頬に触れると、彼女の体がピクンと動いた。
「その鼓動の早さ、好きですよ」
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