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ナオにとっては正直辛いLIAR GAME、皆なにもしなければ苦しいことは起きないのに皆騙し合いをする。それがナオにとって辛いのだ。
「ナオちゃん今度こそ秋山は.....完全敗北するだろう。」
その言葉にナオは反応した。
「えっ秋山さんも来るんですか!?」
「秋山も前回のファイナルに残りそしてライアーキングなんだ。だから強制参加なんだよ。」
正直ナオはホッとした。
今までLIAR GAMEで負けず多額の負債を背負わないでこれたのは、秋山のおかげであったからだ。
「あっ.....でも何で秋山さんが完全敗北するなんて言うんですか!?」
そう、前回のライアーキングである秋山が負けるはずがないからと思ったからだ。
「それはね.....今回のLIAR GAMEは、えりすぐりの参加者を集めた。もちろんその中にも素人はいる。だから、前回とは比べものにはならないぐらい大規模な大会なんだ。」
ナオはそんなことはどうでもいいから秋山が何故負けるか知りたかった。
「人が多いからって秋山さんが負けるはず.....「考えが甘いなナオちゃん。」.....」
「何がですか!?」
「秋山は前回ファイナルで一回死んでいるからね。参加者が多いってことはつまり.....強者もたくさんいるってこと。」
そう.....今回は前回のセミファイナルからファイナルまで行った人が全国から来るのだ。
「そしてナオちゃん君が前回のファイナルに行った理由は何!?秋山を救うためだろ!!でもまた君は救われてしまった.....だから今度こそ秋山を救うんだ!!その秋山を救えるのは.....
君だけなんだ!!」
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