第一話 砂漠の罪人

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( ω )「おっ・・・僕は死んだのかお?」 死ぬのとはこんなものかと考える、だが額が妙に冷たい。 ( ・∀・)「おっ、目が覚めた?」 ( ω )「助かったのかお・・・」 僕は助かったのか・・・さすがに野垂れ死ぬかと思ったが、まだ運はあったらしい。 ( ・∀・)「結構眠ってたよ、丸一日ぐらい寝てたんじゃない?」 そんなに寝てたのか・・・軽くズキズキする頭を押さえながら布団から出る。 ( ・∀・)「ほい薬、これ飲んだら飯持ってくる」 男は薬を渡すと、扉を開け出ていった。 軽く暑い、着ていたローブを脱ぎ壁にかける。 ( ^ω^)「・・・ふう、だいぶ涼しいおね」 ( ・∀・)「お待たせ飯だぜ」 旨そうな匂いは空腹を刺激した。限界の理性は目の前の食事に飛び付いた。
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