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「これでプレゼンを終わります。ありがとうございました。」
「ありがとうございました。」
…ふぅ、やっと終わった。
まるで、暗い道を転びながら歩いて、ようやく出口を出た気分だ。
ああ、晴天の下で大きく、両腕を伸ばしたい‼
その時、
部長「ご苦労様。それなりに良かった。だがまだまだだからな。」
「…はい。」
部長「まぁ、向こうからは、良い返事をもらったんだし、良しとするか。」
「…本当ですか⁉」
部長「ああ。じゃ次も期待してるよ」
また、ニコっと笑って肩を叩き、そのまま去った。
「お疲れさまでした‼」
と頭を下げたその顔には、
信じられない‼
の文字が滲み出ていた。
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