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0章~そして日本は
太平洋戦争末期…。
大日本帝国軍上層部は、広島と長崎に相次いで落とされた、新型爆弾[原子爆弾]の被害を目の当たりにしていた。
その爆弾の威力を前に、軍上層部では日本国民防衛のためポツダム宣言を受諾する[降伏/融和派]
そして、天皇陛下と国体維持のための[継戦派/皇家派]の二つの派閥に別れ、今後どうするのかと内輪揉めしていた。
同じ頃、空襲で壊滅した東京都近郊の寂れた飲み屋で、声を張り上げる二人の青年将校がいた。
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