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「ギリギリ間に合いましたね…」
総司はホッとした感じで呟く
「ああ…てかこいつ誰だ…?」
土方は、桜の花弁からできた人を総司のいる縁側まで運ぶ。
「うわ~…綺麗な方ですねぇ…」
総司は土方の腕の中で気絶したようにぐったり眠る“人”を見て感嘆の声を上げた。
こいつが人を褒めるなんて…と思いながら土方も自分の腕の中にいる“人”を見る
そこには古風な巫女装束を着た美しい娘がいた。
「…何処かの神社の巫女か…?まあ間者ではなさそうだな」
土方の声に総司は閃いたっ!!と言う様に声を上げる
「土方さんっ!!分かりました、この人は…」
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