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「紫が好き、大好き! 紫がいないと寂しいし、紫が他の奴と話してるとなんかむかつくし、紫がここに来てくれると、私は嬉しいの!」
「霊夢……」
「だから……だからお茶くらいは……飲んで、行きなさいよね」
「…………」
泣きじゃくり、くしゃくしゃになった霊夢の顔を優しく見つめながら、紫は言う。
「ありがとう、霊夢。嬉しいわ。今の気持ちを表すために、もう一度、キスしましょうか?」
「嫌よ」
「あら」
「……今度は私からしてやるんだから」
「!……ふふ、待ってるわ、霊夢」
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