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U☆side こんばんは。 宇野宮 和史です。 もう、そろそろ。 俺も見るに耐えません。 何で俺の親友は自らイバラの道を選ぶのでしょうかね。 「また、だ。」 夜中。 2時頃に届く愛羽さんからのメール。 それが届くのは、決まって…愛羽さんときょーさんが揃って早く仕事が終わる日…。 愛羽さんは、つとめて明るく [やっほ☆] なんてメールをしてくるけど。 俺が気付いてないとでも思ってんのかな? 直接、聞いたわけじゃないけど。愛羽さんの寂しさがメールからヒシヒシと伝わる。 だって… 恋人同士の2人が、1人暮しのマンションで会ってるのに毎回、夜中の2時に解散するなんて不自然でしょう? ましてや人一倍、寂しがり屋な愛羽さんの事。 1人で涙を流しているに決まっている。 愛羽さんからの、明るいメールが届く度に。近くに行ってあげたいと思うけど。たぶんそれは違う。 俺が行っても。 何の解決にもならないんだ…。 きょーさんが、彼を抱きしめてあげないと。安心させてあげないと…何の解決にも…。
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