MY SONG BY…

2/2
17人が本棚に入れています
本棚に追加
/58ページ
私は『歌う』 あなたのために。 声が枯れるまで 命絶えるまで… 消えて無くなってしまってもいいの あなたのためなら何処までも堕ちてゆく だけど 私は歌うことしか出来ない ただのDOLLだった 淡くはかないこの思いを伝えることができるのは 私の綴-ツヅ-ったこの詩-ウタ-だった 『最期にもう一度 言わせてお願い… もう二度と会う事はないけれど あなたを想うこの気持ち 忘れないで―――』 私は『眠る』 あなたの中で。 消え逝く砂となり灰となり あの歌には続きがあるの あなたを想うが故のSONG-ウタ- だけど私はもう歌えない ただのガラクタになった 唄の続きが聴きたいならば ずっと私についておいで… 『―――忘れないで 私あなたを愛してた 脆くはかない花だったけど 思い出してこの歌を ―最期に綴ったI LOVE YOU…。』 もし生まれ変われるのなら 今度はあなたとつり合うモノに… それとも別のモノならば 生きぬく強さを持った『雑草』に 『最期にもう一度 言わせてお願い… もう二度と合うけとはないけれど あなたを想うこの気持ち ―――忘れないで 私あなたを愛してた 脆くはかない花だったけど 思い出してこの歌を 最期に綴ったI LOVE YOU…。』
/58ページ

最初のコメントを投稿しよう!