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シャワーを浴びた優斗は髪をタオルで拭きながらDVDを見ていた。
「紗枝も早くシャワー浴びなよ」
優斗は普通に言っている。
「う、うん」
いつになったら話してくれるのだろう。
邪念を祓うよう、シャワーを浴びた。
髪をタオルで拭きながら部屋に戻ると優斗はまだDVDを見ていた。
紗枝に気づくと、優斗はまた優斗と卓袱台の間に座るように手招きした。
紗枝が座ると優斗は後ろから抱きしめる。
「紗枝の髪、柔らかいね」
優斗は紗枝の洗いたての髪に顔をうずめた。
またずっとDVDを見た。
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