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「おいレナス、そろそろ起きろ。」
「んあっ?」
頭をグーで殴られ無理矢理起こされる。
「俺が寝起き悪いの知ってるよな?」
「まぁ知ってるがこれを見ればお前も機嫌良くなると思ってな。」
「サボラル討伐・・・これやらしてくれんのか!?」「ああ、そうだ。」
彼はミケロ。
このエルディア王国のよろず屋のオーナーだ。
俺の両親は俺が小さい頃に何者かに殺されてしまった。
そこで両親と古い馴染みだったこのミケロが俺を親代わりに育ててくれて、その恩返しに俺は店の手伝いをしている。
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