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「あ~怖かった…」
私は呟いて地面に座り込んだ。
「大丈夫だったか??」
雨琉がそう言って私の顔を覗き込んだ。
ボッ
私の顔は一瞬で熱くなる。
「あぁ~可愛い~照れてる~」
雨琉がニヤつきながら私を見た。
…ってか
「顔近すぎ!!」
私はそう言って後ろに下がる。
…が、雨琉もそれにあわせて私に近づいてくる。
そしてそのまま下がりつづけ私は壁にあたってしまった。
それでも雨琉は近づいてくる。
「なっ何よ!!」
私は戸惑いながらきく。
「助けてやったお礼を貰おうと思って」
雨琉はそう言ってニコリと微笑んだ。
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