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ぬぐぬぐと、喉の奥まで突っ込まれている。 えづきながらもジェイはそれを無心に飲み込みわ喉の奥を突かれる衝撃と腹の奥を突かれる衝撃に耐えていた。 手足を拘束されて吊るされた体に、男たちの欲を一身に受けている。 (はやく終われ…) 頭がおかしくなりそうな刺激が、もうどれだけ続いているかわからない。 「ああ……!うっ、あ、あっ」 肉の薄い腹を、ぐいぐい圧される。 体内深く仕込まれたものが、内臓を容赦なく押し上げた。嫌なこと所を超えて踏み込まれている。口まで刺し貫かれそうな圧迫感が、苦しくてたまらない。 みじろぐたびに体を縛る縄が体に食い込んだ。 「ぐ、ぶぇ……っ」 腹の中心まで何かがおしこまれ、思わず吐いた。体が痙攣するが、全身を縄に囚われた体は相手を喜ばせるだけだった。唾液か鼻水かよだれか、凡ゆる体液にまみれている。 あと何に耐えたらいくら取れるだろうか。 それを考えて、ただしのいでいた。 しのげていたかは、自分でもよく分からなかったが。 「ジェイ、ジェイッ、だいじょうぶ?」 「………あ?」 目を開けるとディがおり、ほっとする。 客のひけた『会場』は、ゴミとにおいだけを残していた。 「ああ……ちゃんと金、うけとってくれたか?」 このハコの主人を探して目を泳がせる。 ディは肩をすくめた。  
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