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「166666666!!完成した完成完成完成完成完成完成完成完成完成完成完成完成完成したぞぉォォォォォォォォォォ!!」
テレビやゲーム機が置いてある極普通なマンションの部屋の一部で馬鹿一名が奇想天外な笑い声を上げながら目の前のシャーペンの前に立っていた
因みに、数字は携帯の番号を見ながら平仮名入力で解ります
「ノリで生きてきて3ヶ月!!最高にハイってやつだ!!
これこそ俺が求めた“ぼくがかんがえた、さいきょうなもの”だ!!」
精神病院よろしく、も考えないとならない程のイカれたキチガイは、シャーペンを拾って笑う
「鉄であろうか道路であろうか空間であろうが書く事の出来るシャーペン!!更にぃぃ!!書いたモノを切り裂けて特殊な芯のお陰で芯切れ無し!!これぞぉぉ――」
そんな時に着信音が聞こえた。キチガイのポケットから聞こえる音は、携帯からだと判断するのは容易であり取り出して開くのは当たり前であろう
画面には、弟Aと映っており通話ボタンを押して耳に近寄らせると声が聞こえた
「オイこらキチガイ兄貴、さっきから奇声が聞こえるが何だ?」
そこからハンサムで爽やかそうな声が聞こえた
多分、このキチガイの弟である
「あ?知るか、演説中なんだ引っ込んでろ」
その声に言い返して通話終了ボタンを押して会話終了
携帯を後ろに投げるとシャーペンを高々と上げて
「これぞぉォォォォ!!世界最高のォォォォ!!しゃーぺん(笑)だァァァァ!!」
先程同様に奇声を上げた
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