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『守護霊と心通わす者目覚めし時、狭間の獄より邪悪なる者目覚めん。さすれば天地は荒れ狂い、総ての面は破滅へと誘う。』
ゼクス「ディック……この予言は……」
ディック「どうやら、これからのこの天界、人間界、そして、俺と何体かの守護霊に起こることらしい。」
ゼクス「だが、この予言は……遥か昔、天界が存在した頃の予言のはずだ。それが今、お前や他の守護霊に向けられた予言だと言うのなら………」
ディック「これが俺や他の守護霊、そして近い未来、俺と心通わす者の運命だというなら、受け入れるしかない。だが、背負わせて良いのかと思う。あまりにも過酷な運命をすぐに受け入れるのだろうかと。」
ゼクス「ディック……俺の力の一部をお前に渡す。それに、お前は運命を受け入れると言うが、全員で支えれば良い。後を任す。」
ディック「ゼクス……ありがとう。俺も一人ではいないのだから、問題はないのだな。」
こうしてディックは人間界へと旅立った。心通わす者を探し、守るために。
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