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翌朝は帰ってすぐ寝たからか頭はすっきりしていた。
ただ心のもやもやはまだ晴れていなかった。
いつもの時間に家を出て学校へと足を進める。
啓太に会いませんように!!
心から祈りながら見えてくる門の辺りを見る。
幸い啓太の姿はなく
それからも現れる気配もないまま教室に着いた。
ほっとして教室に入ると
｢悠里ー!!｣
由季が勢いよく抱きついてきた。
｢元気になって良かったよぉ!!｣
昨日は自分のことでいっぱいいっぱいだったから由季に何の連絡もしていなかった。
由季には心配かけちゃったな…
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