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どう言っていいかわからなくて後半は文章がめちゃくちゃだった。
「悠里先輩」
ずっと黙って聞いていた啓太が口を開く。
「先輩に無視されて辛かった。話せなくて寂しかったよ?」
「うん…ごめんね。
啓太が怒るのもわかるよ。」
「でも…」
「啓太が言いたいことはわかってる!
私って本当めんどくさい女だよね。
啓太女嫌いだって聞いてたのに私にかまってくれるから
ちょっと自惚れてたのかも!!
うん!!そうだよね…!!」
啓太の言葉を遮って1人でマシンガントークしだす私。
自惚れてるって
自分で言って悲しくなってきた。
さっきまで我慢していた涙がまた目に溢れてきた。
「ちょっと…
1人でしゃべってんなよ」
いきなり体勢が変わる。
今まで背中に抱きついていたのに啓太の力でいとも簡単に腕をほどかれ
向かい合わせで抱き合う形になった。
「俺にもしゃべらせて。」
静かに啓太が言う。
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