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「あははは!黙ってるってコトは、知っているってコトなのかな?それともショックだったの?まぁいいや、16才って若さで聖騎士団のトップに立ち、姫を直々に護れる権利を持った…。レイ君は天才だよ!アリス姫とも幼なじみみたいだから、それで偉くなったのかと思ったけど、やっぱ強いや。君の強さは本物だよ、君の部下達が束になってかかっても無理”だった”もん!」
「………は……?」
過去、形?
なんで…。
「どうしても聖騎士団のトップに立ちたいって奴は、腐るほどいた!僕がちょっと誘ったら、皆すぐついてきたよ!で、まぁそいつらに封印を解いてもらったんだ。レイ君を倒す為だからって言ってさ。あははは!!馬鹿みたいでしょ?!自分で解いた魔法にかかって、操られちゃうなんてさ!!」
「お前…!俺の仲間をどこにやった…?!」
「え?気付かなかった?そっか、ここ薄暗いもんねぇ。ほら、そこだよ。足元。」
「…っひ?!」
「君に斬られて、血まみれになって死んじゃったよ。あははははっ!!」
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