「最終回は突然に」

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映画も見終わり、この後どうしようか悩んでると、誰か分からない生徒がチラシを配っていた。受け取ってチラシを見ると、軽音部のライブのお知らせだった。 悠希「どうする?これ」 美咲「う~ん…まだ時間はあるし、行こっか」 時間?なんの時間だ? まぁとにかく行く事に。 意外とすぐ近くでやるみたいで、美咲と喋りながら歩いていたらすぐ着いた。 悠希「おぉ…人がいっぱいいるな」 美咲「う、うん…見えるか心配だね」 中に入ると人がゴミのように溢れていた。 俺はまだ見えるが、美咲は身長が低いから必死に背伸びをしていて、なんだか辛そう。 なにかないかと辺りを見回すと、使ってない椅子を発見。それを美咲に渡す。 悠希「ホラよ美咲、これで見えるだろ?」 美咲「わー、ありがとう悠希君!よいしょっと…おー見える見える!」 悠希「良かったな。おっ、もう始まるみたいだぞ」 時間になり、照明が落とされて会場全体が真っ暗になった。そしてステージに照明が当たり、軽音部の人が出て来た。
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