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真顔で好きと言われたのは二回目だな…前回は海だったっけ。
っと、今はそんな事より美咲への返事…だよな。
悠希「美咲…俺は「あーー!!美咲お姉ちゃん抜け駆けー!!」…へ?」
美咲「ふぇ!?」
声がした方を向くと、梓達がいた。……待て、後夜祭は生徒以外は入れないんだぞ。何故梓は入れたんだ?
悠希「なんで梓が…?」
梓「普通にお兄ちゃんの嫁ですって言ったら通れたよ?」
普通に使う言葉じゃないよな?
俺の嫁じゃないし。
梓「それよりも美咲お姉ちゃん?抜け駆けしたよね?」
美咲「あ、その……うぅ…」
梓「まぁいっか、私も今から告白するから耳の穴かっぽじって良く聞いてね……って、あぁ!お兄ちゃんが逃げた!!」
とにかく逃げる事に集中だ。
梓の告白なんて、どうせろくでもない告白だろうし。
良く見ると、舞ちん、雪ミン、朱里までもが俺を追い掛けてる。なんで?
こうして、俺の生死を掛けた世紀の大リアル鬼ごっこが始まった。
周りの非リア充の視線もとい死線が痛い。
美咲「待てぇぇぇぇ!悠希くぅぅぅぅぅぅん!!」
梓「お兄ちゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!」
舞「悠希さぁぁぁぁぁん!!」
雪美「杉原さぁぁぁぁぁぁん!!」
朱里「悠ぅぅぅぅ!!」
悠希「だが断るっ!!!」
To be continued
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