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「レンゲ!!子供は何処だ!?」
「まったく、第一声がそれですか?子供はあちらです。元気な男の子ですよ。」
レンゲは必死な夫にクスッと笑いながら答える。
レンゲの指差す方には可愛い赤子が眠っている。
「名前は決めてあるのか?」
落ち着きを取り戻したセインは緩んでいた顔から威厳のある顔に戻る。
「はい、名前はリオンです。」
「リオン・・・・リオン-アルファード。 いい名だ!」
そう、ここは五大貴族の一つ火を司るアルファード家である。
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