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機嫌が悪くなった源田が部室から出ていきました。
佐「……っ…」
成「佐久間先輩…大丈夫ッスか?」
佐「…っぅ…」
辺「お前…泣いて…」
佐「な、泣いてなんか!」
成「源田先輩は冗談に決まってるッスよ!今から行けば間に合うはずです!」
佐「…………。」
辺「ほら、自分の気持ち…素直に伝えてこい!」
佐「…………ぅん…」
成「よーし!じゃあ頑張ってきてください!」
成神が佐久間の背中を押した。
佐「…ありがとう…2人共。」
佐久間が部室を飛び出した。
佐「……っ…何処だ…」
帝国の広い校舎を佐久間が駆ける、暫くいくと見慣れた背中を見つけた。
佐「…いた!…源田!」
源田が振り向く。
源「……佐久間…」
佐「っはぁはぁ…あ、の…さっきは…ごめ―…」
佐久間が謝罪の言葉を言いかけた時だった…
「あれ?佐久間君?」
源田の横から女子が現れた。
佐「…………!!」
偶然ではない…明らかに2人の距離が近い。
佐「……………。」
佐久間はショックを受けた。
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