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フラスコの中の小人は、城の外にドンと構えていた。その脇では兼平メランドの軍が奮戦している。
「兼平とメランドが頑張ってくれている。これ以上、奴らの好きにさせる訳にはいかん…」
ザムシャーは彼らに遠くから一瞥して、士に続いていく。
「ほう、わざわざ死にに戻って来たか。やはり面白い面々よのう」
「死ににではなくてめえを斬りに来たんだよ…」
一角の笑いが頼もしく見える。
「行くぞ!!」
士がカードを翳すとそれぞれ変身の準備を整える。
「カメンライド」
「いざ尋常に、キョウリュウチェンジ!!」
「蒸着…!!」
「頼むぞ、闇斬丸、星斬虎徹丸兼定…」
「卍解!!龍紋鬼灯丸!!!」
それぞれが変身、武器の形状を変化させる。
「通りすがりの仮面ライダーだ、覚えておけ…」
「宇宙刑事ギャバン!!」
「雷鳴の勇者キョウリュウゴールド、見参!!」
「ザムシャーだ。斬られる奴の名くらい知って逝くがいい…」
「更木隊第三席、斑目一角だ!!」
それぞれが堂々と名乗りをあげた。
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