第二十一章

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「さあ、抗ってみせろ…」 「天怒りて悪を斬る!!」 キョウリュウゴールドの決め台詞をきっかけにして、一行はフラスコの中の小人に向かって走り出した。 「ギラン!!」 「ドル、援護射撃だ!!」 ギランとドルがミサイルとビームを霰のように降り注がせる。 「ほう、これはなかなかに豪勢な攻撃だな」 フラスコの中の小人は、全く微動だにしないでそこに立ち尽くしている。 「この程度で倒せるなどと初めから思っていないさ!!」 レーザーZビームを連続で叩き込みながらギャバンが飛び出して来た。 「一角、斬り込むぞ!!」 「ああ。目覚めるまで時間がかかるのがこいつの弱点だからな!!」 ザムシャーと一角が第一波の攻撃を無効化したフラスコの中の小人に斬りかかる。闇斬丸の切っ先がフラスコの中の小人の賢者の石とぶつかり合って火花を散らす。龍紋鬼灯丸もその龍の紋章を赤く光らせ始めている。 「無駄だ!!」 フラスコの中の小人の錬金術により地面が盛り上がり、拳のように二人を吹き飛ばした。
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