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「おい、爺。貴様もいずれはこうなるぞ。同じ結末を迎えるのならば、せめて自ら立ち向かって来い!!」
ザムシャーが虚空に向かって叫ぶ。その直後、鋭い氷の槍が霰のようにザムシャーに降り注いだ。
「老いぼれ扱いは止めてもらいたいものだな。我々は人間とは違っていつまでも“若々しい”からな!!」
サルマンは杖を剣のように器用に操りながらザムシャーに対峙する。
「済まん、俺はこいつの介護に忙しくなりそうだ!!」
「こちらは任せろ!!」
ディケイドはギガントを連射しながらイリュージョンで無数に分身する。
「ドル、ギラン、今助けてやる!!」
ギャバンがレーザーブレードを構えて鎖を思い切り斬りつける。火花が散り、鎖を斬る事は叶わないがギャバンは諦めない。
「グッ…」
ザムシャーは胸部に杖を受けて思わずよろめく。
「宇宙剣豪も老いぼれに不覚を取るのか…?」
サルマンは意外にも負けず嫌いの一面があるようである。
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