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「獣電ブレイブフィニッシュ！！」
キョウリュウゴールドがザンダーサンダーを振り下ろす。莫大なエネルギーを持つ稲妻がフラスコの中の小人に叩きつけられた。ディケイドは攻撃を終え、インビジブルのカードを使用して距離を取っている。続いて、ギャバンが脚部のブースターを展開して空中に舞い上がる。
「ギャバン・ハイパーダイナミック！！」
そのままレーザーブレードでフラスコの中の小人を斬りつけた。十字の斬撃が浮かび上がり、フラスコの中の小人は大爆発した。
「終わったな…」
ゴードンは爆炎を見つめながら呟く。炎が収まった所には、黒い黒雲のようなものに目玉と口が付いた異様な生き物が残されていた。
「これが貴様の本体か…」
「ああ。人間によって生み出された命だが、文字通りフラスコの中から出る事すら出来ない存在だった。そんな私が外に出たいと願うのは間違いだったのだろうか…？」
フラスコの中の小人は涙を流しながらザムシャーに問いかける。そこには、今までの邪悪さは全くといっていいほど含まれてはいなかった。
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