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「あの馬鹿…あの身体で何が出来るんだ!!」
ゴードンが轟天号を呼び出す。
「皆でザムシャーを援護するぞ…行くぜ、国王さん!!」
「よし。共に行こう」
ゴードンとメランドが轟天号で出撃する。
「兼平殿は拙者とプテライデンオーで」
再び変形したプテライデンオーのコックピットにキョウリュウゴールドと兼平が転送される。
「一角は俺とドルで行こう!!」
「ああ。背中は任せな…」
ギャバンと龍紋鬼灯丸を背負った一角は、ドルの背面に乗っている。
「ネモ、あんたは船員とノーチラス号で行け!!」
士がネモに叫ぶ。
「だが、ノーチラス号は海底潜行しか出来ないぞ…」
そんなネモの眼前に、ブースターで浮き上がるノーチラス号の姿があった。
「これは…!!」
「どうやらノーチラス号のファイナルフォームライドがこの姿らしい。勝手に変えてしまったのは済まないが、いずれあんたが改造したであろうノーチラス号の姿だ」
「いや、ありがたい。これで力になれそうだ!!」
ネモとノーチラス号のクルー達もノーチラス号に飛び乗り、空中に飛び出していった。
「さて。余り者の俺は俺を一番愛してくれている、あんたに乗るしかないな」
「仕方ありませんね。一番危険視しているあなたに力をお借りしましょう」
士はギランに転送されて、空中に舞い上がった。
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