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『アイドル…?私が??』
夢をみてるか、詐欺師にあってるか…
白兎-はくと-高校1年、冬雪 奏(ふゆき かなで)は困惑していた。
それもそのはず
黒髪のおさげに地味な眼鏡、服装は…まぁまぁのセンス。
いいとこなんて一つもない。
奏はそんなことを考えていた。
するとスカウトしてきた女性が奏の腕を掴み走り出した。
奏『ちょっお姉さん!な…何なんですか!?』
謎の女性『いいから私についてきて!』
キキィー
突然目の前に車がとまった。
すると車からスーツに身を包んだ男性が降りてきた。
男の人『もぉー社長ぉさがしましたよ!なに油売ってるんですか!』
社長(謎の女性)『いやぁ~いい娘みつけたのよ!牧野みて!この娘!』
社長と呼ばれた女性は上機嫌に話ながら私を前に引っ張った。
奏『えっ?ふぁぁあ!』
ずてーん☆
奏は勢い余って目の前にいた牧野という男にダイブしながら派手にこけてしまった。
奏『うぅーいたたぁ…、あっ!だだ…大丈夫ですか!?』
牧野『あぁ僕はたいしたことないけど…君眼鏡は?』
奏『め…眼鏡?…たしかにかすれて見えてる!?眼鏡…眼鏡』
社長『もしかしてこのレンズが割れちゃってるのかしら?』
奏『レンズが…割れて…?ふぇぇえ!?』
社長『こけた拍子に落ちたみたいねぇ…、牧野!車に乗せてあげて!』
牧野『…はぁ、わかりましたよ。』
こけた拍子に眼鏡を壊してしまった奏。
彼女の視力はとても悪く…歩くには危険と感じ、怪しげな社長とよばれる女性に従うしかなかった。
ブロォォオ…
車は走り出した。
東雲事務所と言う場所に…。
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