~1st Lesson~

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ガチャッ   車のドアが開かれた。 よく見えないがシルエットからでもわかる。 目の前にそびえる大きなビル。     奏『あのぉー…ここは?』   社長『ここは私の大切な会社、東雲事務所よ☆』   奏『東雲…事務所…?なんか聞いたことあるような…。』   社長『あら当たり前じゃない!今や日本で1・2を争う音楽事務所よ?』   奏『…えっ?えっー!あのCDを出したらオリコンで絶対に1位をとる男性アイドルグループのgrow upの所属してるあの!?人気絶頂中の女優兼グラビアアイドルの浅倉璃那とかもいるあの!?』   社長『そうよ☆そしてこの会社の社長がこの私、東雲星里(しののめ きらり)よ☆よろしくね!』   牧野『まさか社長直々にスカウト行くなんて思っていませんでしたよ…。』   東雲社長『おかげでこんないい娘Getできたじゃないの!やってくれるわよねアイドル!』   奏『ふぇっ?…でも私地味だし可愛くないし…』   東雲社長『なにいってんの!鏡みたことあるの?』   牧野『眼鏡はずしたら美少女なんて漫画だけの話かと思ってましたが本当にあるんですね(笑)』   東雲社長『とりあえず中に入って…名前は…』   奏『冬雪 奏(ふゆき かなで)です』   東雲社長『OK!奏ちゃんね☆牧野スタイリストとかに電話して!あと奏ちゃんの視力調べてコンタクトも用意!1時間あれば十分よね?』   牧野『まったく社長は人使い荒いんだから…わかりましたよ』   東雲社長『さすが牧野!じゃ私達は先にまってるわね!』     牧野さんと別れた私は東雲社長にまた手を引かれつつ社長室に入った。  
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