*逆転の世界*

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異変に気付く…… もう昼なのに声一つ無い。 静寂に包まれているかのように。 いつもは人が多くとても賑やかな家の近くなのに…… 俺は 気になってカーテンを開けてみると…… 人はいつもの様に多いが…… なにか変な予感がする。 なんの確証も無いが 声1つきこえないのもそうだが…… もの凄く暗い闇のような雰囲気がでてる。 何か変わったかのように…… 「変わった……」と呟くと 表情が和らぐ。 下の階に勢いよく降りると 護身用にとはいえないが傘を持ち 玄関の前に立つ。 なにかが変わったと思い。 しかしなぜか足が ガクガク ブルブルと震えている。 「なんでだ!」 いままで変わる事を望んでいたのに……。 「可笑しい……」 今更怖いのか…… 怖いのか………… 怖い? 怖いってなんだ……! そんなの知らない……。 ……………… ………… …… ―……‥ いや、 違う!!!!! ゾクゾクしてたまらない…… [武者震い]と言うもの。 不適な笑みを浮かべながら ドアをゆっくり開ける。 おそるおそると…… 変わっていく世界を楽しみにしながら……
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