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純粋そうでいい子..
僕とは全然違う。
僕はまた図書室の整理を開始し、結局下校時間まで学校にいた。
校舎を出て校門へ向かうとさっきの男が立っていた。
名前は、長石蓮(ナガイシ レン)。
蓮「なんで連絡くれなかったんだよ」
聖「さっきまで本の整理。連絡なんかする暇ない」
そのまま通りすぎようとすると長石は僕の腕を掴んだ。
蓮「今日家に俺一人なんだけど」
聖「それで??」
蓮「相手してほしい」
聖「..わかった」
こう返事する自分もどうかと思うけど、もうどうでもよくなった。
蓮「さっき図書室にいた奴ともヤってんの??」
聖「長石には関係ない」
蓮「関係あるって言ったら??」
聖「はぁ、帰っていいかな」
蓮「いやいや!!やっぱさっきの聞かなかったことにして」
長石はそう言って慌てふためいた。
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