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長石とは高校で出会い、そこから関係が始まった。
毎度、毎度、僕に会うと告白じみたことをしてくる。
蓮「ほんとに誰とも付き合う気ないのかよ」
聖「ないよ」
僕はすぐに答える。
蓮「毎回言うけど、俺お前が好きだから」
聖「知ってる」
会うたびに告白されたら誰だって気づくだろ。
蓮「だから付き合ってほしい」
聖「付き合わない」
蓮「ほんとに付き合う気ない??」
聖「ない!!しつこいな..」
ほんとに長石はこれを何回繰り返す気だろう。
振られては告白し、また告白しては振られる。
さっさと諦めたらいいのに..
僕は心の中で小さく呟いた。
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