『青姫』~遅刻なんて当たり前!?~

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………めっちゃ可愛い。俺は男なのになんか負けた気分だ。 「………………」 「あ…あの…。」 はっ!?しまった!!あまりにきれいだったので見とれてしまった。 またしばらく、沈黙が続いた…。なにか、言わないと…。 「えっと…い、いい天気だね…」 「え?…そ、そうですね…」 な、なにやっているんだ俺ー!!1番失敗するベタな言葉じゃねーかー!! よく考えれば、もう時間がない。最低、LTには間に合わせないといけない。 そいえばこの人も遅刻してきたのかな…? 「え~っと…君も遅刻?だったら遅刻者同士、一緒に―――」 行かないか、と。そういう言う瞬間だった。 ―――嫌な…予感がした…。
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