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トラックは、そのまま通り過ぎていった…
「あのトラック、なんてことしやがる!危うく死ぬところだったぞ!」
彼女は、俺と一緒に地面に倒れている。俺が彼女に抱きついたとき、怪我をさせないように、俺がコンクリート側に倒れるように体をひねっていた。そのおかげで、彼女には見たところ外傷はなさそうだ…よかった…。ん?あれ?『抱きついて』…?
「……………………」
「……………………」
沈黙が続いた。
なんか彼女から、いい香りがしてきた。なんだか俺、変な気持ちになってきた…。って、何考えてるんだ俺!?
彼女は、俺の顔を見てぼーっとしている。
まてまて。今どんな状況だ……。
O☆SI☆TA☆O☆SI☆TE☆RU!!
「うひゃわぁぁぁぁぁ!!」
俺は、彼女から飛びのき地面にまた転がった。
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