『青姫』~遅刻なんて当たり前!?~

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俺は、なんとか保健室を見つけだして、中に入った。 ガラガラ 「あれ?誰もいないや…。」 中には、誰もいなかった。あるのは病室のような綺麗なベットが数個。右には先生がすわる机、薬剤などが入っている高級そうなタンスだけ…。入学式だから、しょうがないわな。 「あ、あの…も、もういいですから、その…。」 彼女が俺の腕の中でモゾモゾしている。 や、やばい。女の子の体初めて触ったから…り、理性がぁぁぁっ!! 堪えろ、俺!襲ったら、全てが終わるぞ! とりあえず、彼女を高級(?)ベッドに座らせた。弾力性がはんぱねぇ!!さすが皐月学園…あなどれん…。 「えーと、ゴメン。靴下脱いでくれないかな?」 「え?」 「だって、付けたままじゃ、治療できないよ?」 俺の手には、すでに包帯とハサミが握られている。
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