『青姫』~遅刻なんて当たり前!?~

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『皐月学園高等学校』 「日本の業界、経済などを担う人材を集め育てる」 という目的のために日本トップの企業が共同で出資し、作り上げられた特殊な学園。 試験レベルは犯罪的に高く、入学してからも政治、経済に関する特別な授業が取り入れられている。 また、学校の施設も一般とは大きく異なっておりいろんな意味でかけ離れているものすっごーーーーーい学園。 俺と、あと二人。俺たち三人は、この皐月学園の試験に合格し、今日は入学式だ。 思い出すと、体が蝕む…。あの1年間の地獄……。二人がいなければ、確実に俺は落ちていたであろう…。なぜ俺たちが、お嬢様学園に入ろうとしたのか…… 『近いからいいんじゃね?」 ……という軽いノリで受けることになった。あんなこと言った俺がアホだった…。自分では、かなり頭よかったはずなのに、過去問を見ると、俺の自信はもろく崩れ去った…。結果的に入れたのはよかったが、ちょっと俺は特別であって……ねぇ。 そして、学園があるこの『皐月市』は、中心からもり上がっていて、その丘の上に皐月学園がある。そして丘の周りに俺たち住民が住んでいるという地形。 なんか、皐月市は昔から神々が住む神聖な地とかなんとか聞いたことがあるが、それを話すのはまた今度にしよう…
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