『青姫』~遅刻なんて当たり前!?~

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ぜぇ…ぜぇ…ぜぇ…。よ、よし…つ、着いたぞ…。 丘の森林の中に開いている長い坂を上って今現在、学校の敷地内に入るための校門に到着。っていうか、校門というより文字通り『門』だ、これ。大理石でできている。まあ着いたのはいいんだが…。 門が閉まっていやがります…。 どうしよう!?門閉まっちまってる!?入学早々遅刻か!? 今現在の時刻『8:50』。みんなは、学校の中におり、俺だけ門の前に立っています 。 と、とうやま~~~!!!絶対にゆるさん!!! お前の体を土の中に埋めてやる!!! こんなことを言っていても、しょうがねぇ……。とりあえず、遠山を土に埋めることは、確定した。これ、決定事項。 まず、この馬鹿でかい門をこえて………… バックを壁の上に乗せて、いざ参らん!! ーーーそう思ってた瞬間 「あ、あの………」
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