『青姫』~遅刻なんて当たり前!?~

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「ん…?」 門を上ろうとした時、後ろから声が聞こえた。振り向いてみるとそこには………… ――時が止まったような気がした。 美しい茶髪のポニーテールをした美しい美少女。朝の太陽に輝くその姿は、まるで女神。男女問わず魅力される姿だった。 その美少女は、うちの制服を着てたとこから、同じ学校だと思う。 ………うぉ!?あ、あぶねぇ…。一瞬、どこかに飛んで行きそうだったわ。 「あ……え、え、えっと……な、なにかな?」 明らかに動揺しすぎだろ俺!大体、門を飛び越えようとしている時点で不審者じゃないか!!あ、制服着てるから大丈夫かな? 彼女は、きれいな唇から声をだした。 「あの…、そこからじゃなくて門の横にある勝手口から入るんじゃないかと」 「…勝手口?」 門の横を見てみる。 ………あったし。普通に開いてるやんけ。 やべ、めっちゃ恥ずかしいやん!! と、とりあえず…。 俺は美少女の方に体を向ける。
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