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何か大きな音で僕は目が覚める…。あまりいい音じゃないような…。
カーテンを開けて窓をあけて換気でもしようと外の景色が目に入ったとき、僕の時間が一瞬止まった。
道にはガラスの破片が散らばって、所々から煙が出ている…。
大地震が起きたときみたいな…そんな惨状。
僕は急いで一階のリビングに駆け下りる。
「母さん!父さん!」
…その声は虚しく家に響くだけだ。
いまいち状況を理解できない…。頭がパニックになる。
この状況を信じれない…信じたくない思いが自分の体を無意識に動かす。
家中を声を出して走り回って両親を探す。
でも…それが無駄になるごとに自分の信じたくないことを信じざる得なく追い詰めるだけだった…。
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