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少したったころ、母と父と私と看護婦さんが入ってきた。 「可愛らしい女の子ですねぇ。お名前は、決まってるんですか?」 看護婦さんがそう尋ねると、 「はい、決まってます。」 「そうですかぁ。あ、私は、失礼しますね。」 今、この病室には、母と父と私と私と要しかいない。 少し、しーんとした。
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