べ、別にあんたのために書いたわけじゃないんだからね

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ここは、山奥にある村―ビレッジ ここに一人の少年と幼女が住んでいました 少年と幼女はいつものように鞭や蝋燭でこのビレッジの宝、黄金の鷹―ゴールデンイーグルと遊んでいました。 丸太に赤い糸で括り付けられた鷹はつぶらな瞳で幼女を見つめながらその行動を伺っていました。 しかし、いつが来ても快か―痛みがきません。 いったいどういう事かと周りを見渡すとそこには世にも恐ろしい魔王がいたのです。 まるで、ジャイアンとジャイコとゴリラを足して3で割ったような顔で―― ジャイアンのような顔をしたゴリラが其処にいたのです。 鷹は赤い糸ならぬ赤い縄で縛られていたので簡単に捕まってしまいました。 少年と幼女は怯えて魔ゴリコのしっぽを引きちぎったり、縄で首を絞めたり、鷹に火を付けたりしてました。 そうこうしてる内にゴジャコンにゴールデンイーグルを連れ去られてしまいました。
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