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そんなこんなで熊を従えた俺はさ、とりあえず熊に乗ってみたわけよ。
あ、もちろん無理矢理とかじゃないよ?
熊公がどうぞお乗りくださいとか急に下手に出始めたからさ。
致し方なくってやつ。
でもさ乗ってみると意外と乗り心地がイィっつーか、
ドラクエで言うキラーパンサー。
FFで言うとチョコボって感じだね。
ああ、俺は風なんだ。
そう思ったね。
もうなんつーか自転車で全力疾走しちゃってる感じ。
いや。
俺は自転車なんか乗ったことねーけどさ。
そもそも
自転車ってなに?みたいな。
時代的になかったんじゃないかな。
この頃って。
つーかさ、
話戻るけどさ。
生まれて間もない赤ん坊が熊に股がってるわけ。
かなりシュールよ。
自分で言うのもなんだけど。
それでさ、
俺、家追い出されちゃったじゃん?
住む家ないじゃん。
やべーじゃん。
だから熊公に乗って山を散策してみたわけ。
したらあったのよ。
都合よく民家がさ。
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