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広大なこの場所で。
心地良い風を感じる。
みんな手をつなぎ合わせていつものように深く頭を下げる。
暗がりに瞬く緑色の星の海
見上げれば
辺りを優しく照らす満月
躍動と感謝で生まれた
歓声と感動に包まれ
輝かしい笑顔の波を後にして
一旦暗幕へと戻る
さっきまでの鳴り止むことのない歓声は遠く、今いる場所は暗くて狭い
そこで隣にいる小柄な貴方にそっと目配せすれば、
ふにゃりと小さく笑ってまた外の光へと歩いていく
とても温かい人。
自分を、そして俺達を…
応援してくれる人を…
こんなにも大切に想ってる。
アナタは
優しくて海のように深い人だから
その笑顔を万人に
分け隔てなく振り撒き
そして
それぞれの想いに出来るだけの誠意を持って応えるのでしょう
そんな彼の
小さくても偉大な
その後ろ姿を追いかけるのが俺は大好きで。
心から尊敬してる。
最愛の君を。
「じゃあねーみんなっ。気をつけて帰って下さい。バイバイっ。」
一仕事終えて
此方を振り返って
柔らかく優しい君の目が微笑む
此方へと小走り気味に歩み寄る踊り子の肩を抱いて
友が待つ暗がりへと
でも その前に
君の名を呼んで
いまから
とっておきの
罪を犯そう
すぐ近くで俺を見る横顔に
誰にも見られないように
暗がりの中で
ほんの一瞬
興奮を装って
重ね合わせた唇を溶かしてゆく
"好きだよ。大好き"
"こんなにも愛されてる貴方を愛してる"
残像が揺れる
互いに隠し合った秘密の痛みを分け合って
今を忘れる
刹那の想いで
柔和な笑みを広げる君と
そのまま彼らの元へ
これが2人の
"完全犯罪"
end
すみません、意味不明なのは単純に私の力量不足です←
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