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夜の巡察はA級以上が行う。
通ければ遠いほど、応援は呼びにくいし夜は危険だからだ。
他の国からの闇討ちを防ぐのもそうだが、
テロが非常に多いのだ
一例になって巡察へ向かうスクエア隊は皆無線とイヤホンをして隊長の指示を聞く。
「こっからは海だ
目的地までとぶぞ
日向は初めてだから真ん中に入れ
皆前の奴を見失うなよ」
「「「了解」」」
ジークは1番後ろで日向が遅れないか見張っていた
…まぁ、一応ついていけてるな…
「レオ隊長、私少しだけ隊の列からはずれます。許可ください」
無線をとおして会話が聞こえて、日向がそういうと、隊長であるレオは聞きかえした。
「何故だ?」
「早く許可を!急をようします!」
「…訳は後で話すように、後すぐに列に戻れ」
「了解」
すっと右に寄ると日向はスピードを少しおとしたのをジークは見て焦る。
「おいおい、あいつ何してんだよ
追い付けんのか?」
レオはなんでもない事のように言った。
「このくらいで追い付けんのでは帰ってもらう」
暫くしてから日向は戻ってきた
「只今戻ってまいりました」
「ご苦労、何があった?」
「鳥が怪我して泣いていたので服に持ち帰り手当しようと」
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