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ラルフの読んでいる本に興味を持った日向は真横に顔を出して一緒に読む。
ラルフは気にしていないのかページをめくりながら沈黙していた
ミズキは諦めたように言う。
「…まぁ実際に使えなきゃすぐに追い出されるさ」
「確かに」
納得したジークに、
日向は顔をあげた
「それは困ります!」
「何でだよ」
ジークは眉をよせて日向を見た。
「三食寝床つきで巡察でいろんな景色が見れて
何よりこんなに稼げる職業他にないじゃないですか!時給半端ないですよ」
「バイトみたいなノリで言うな!
おまえなんかそくクビだ!そっこくクビだ!」
首を傾げながら困ったように
「だからそれは困るから無理なんですって」
「おまえの都合なんか知るかぁ!」
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