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が、「だーれだ!」とお母さんを目隠ししようもの、どんどん膨らむお母さん。
「どうしたの?お母さん!」
ムーニの母グマはゴム風船のようにどんどんどんどん膨らんで、そして・・・
バーーーーーン!!
ムーニはあっ!と思った。お母さんが割れた?!
割れた母グマの中から黒い煙がモクモクと出てきた。
ムーニは苦しくなった。
咳が出る!目が痛い!たまらずムーニは起き上がって木のうろの巣穴から顔を出して真っ青になった。
人間どもが居場所に頻繁に出没し、農作物を食い荒らしたり人里に出ては悪行の限りを示すクマを懲らしめるためにわざと冬眠中を狙い、巣穴を煙責めをしていたのだ!
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