アメリカ新保守層

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  ティーパーティで言われているスローガンのような事の特徴 中身がなく抽象的な表現が多い 例えば 今のアメリカは間違えている 我々は自由を取り戻す アメリカは社会主義国ではない 経済が苦しいのは今の政権が悪い 言ってる事の意味がわからないしやたら矛盾している そこにいる人達の種類 まず若い人達は 批判する事がかっこいい 自由!と叫んでみたい ひま 30~40代 金がない 仕事がない ローンはいっぱい 小生意気に今までろくな仕事もせず結婚して子供を産みそこそこの暮らしをしていたがそれを維持することが今やばい 頭が悪い 生産性がない どこをどう見ても質の低いプロレタリアートの集まりでしかないのだが 言っている内容が自由で小さな政府なのにまず驚かされる こいつらの言う通りの政策を実現したら真っ先に死ぬのが自分だと認識する想像力がないわけだ こいつらは国が社会主義的な政策をして能力のない奴に金を回す事が嫌みたいなんだ ちなみに本当にそう思っているかはわからないがそうなると一番得をするごく一部の人達はそんなパーティになど出ないだろう ボストン茶会事件で茶を棄てられた側を本当は保守と呼ぶんだが‥ そしてアメリカの誇るべきフロンティアスピリッツは間違いなく保守ではなかったはずだ 保守から逃れ新大陸に夢を追いかけてきた人達の負け組の子孫が今度は保守を叫び勝ち組の子孫を助けているというわけだ。 そして世界的に成長率が落ちπそのものが小さくなっている以上 本当の勝ち組はもう肌の色で区別などは決してしないだろう 機械が奴隷の変わりに仕事をするようになった今 機械ができない高度な仕事は黒人だろうがアジア人だろうが本当に優秀な人にしかできない その貴重な優秀な奴隷には金はいくらでも払うが いつまでも馬鹿に餌はくれはしない事に気付く隙もないほどアメリカ社会は歪んでいた  
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