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こうなったら本当の事を言うか適当に流すしかない。 「あー、いや、今月の仕送りの分使いすぎてな…携帯の明細を開くのが怖いだけだ」 「本当か?なぁ嶺司。何か隠し事してないか?」 「…今日はやたらとしつこいな。何かあったのはお前の方じゃないのか?」 「んなわけねーよ。今日も暇すぎて5限目バックレそうだぜ。おっと…」 そこで運よくチャイムが鳴った。 「と、言うわけだ。じゃあな」 相変わらずでたらめなやつだ。
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